新CUREとは
医療保険の中でも特に人気の保険として
オリックス生命の「新CURE」
があります。
管理人自身、医療保険に加入する際に、新CUREの前身のCUREは加入を最後まで迷いました。
その後、CUREは新CUREになり保障が拡大され更に良い医療保険になったと感じます。
新CUREの良さについては、その保障内容を見ていくと分かります。
一言で言えば、漏れのない充実した入院に対しての保障です。
その保障内容や特徴と、保険料等について紹介します。
そもそもオリックス生命ってどんな会社?
オリックス生命ってどんな会社?
「新CURE」等の医療保険を発売しているのは、オリックス生命という生命保険会社です。
オリックス生命は、1991年にアメリカの保険会社との合併により誕生した保険会社です。
その後、1992年に日本のオリックスグループが全額出資し、現在のオリックス生命が誕生しました。
まだ新しい保険会社ではありますが、その分、従来の日本の生命保険会社とは異なる点があります。
それは、営業職員(生保レディ等)による勧誘を行わずに、複数の生命保険を扱うことができる保険代理店(LIFULL保険相談等)による販売をメインとしているということです。
それにより、人件費を削減することができ、かなり割安な保険料で保険を提供することが可能となっています。
格付け情報
生命保険会社には、その会社の信用度を表す「格付け」というものが存在します。
これはあくまで投資を行う上での参考となる仕様ですが、会社の信用度を知るうえで参考になります。
オリックス生命の格付けは以下のようになっています。
- スタンダード&プアーズ : A-
- 格付投資情報センター : A+
両社ともプラスとマイナスの違いはありますが、どちらも保険金の支払い能力が安定的と高く評価されています。
「新CURE」の基本保障と特約保障を徹底解説!
保障期間と支払期間
保障期間
新CUREの保障期間は一生涯です。
いわゆる「終身保険」です。
支払期間
保険料を払い込む期間は、以下のとおりの種類があります。
払込期間が短くなるほど、1回あたりの保険料は高くなりますが、総払込額は少なくなります。
- 60歳払込完了
- 65歳払込完了
- 終身払い
基本保障
新CUREの基本となる部分の保障です。
特約は付ける付けないは任意ですが、この基本保障については必ず付けることとなります。
入院給付金(疾病入院給付金、災害入院給付金)
≪保障内容≫
入院1日あたり『10,000円』 または 『5,000円』
入院時に1日あたり給付金が支払われるタイプの保障です。
日帰り入院から1入院あたり60日、通算1,000日まで保障されます。
疾病(病気)による入院と、災害(けが)による入院で保障のタイプが分かれます。
どちらの場合も、基本的には保障される内容は同じとなっています。
しかし、後述の七大生活習慣病での入院時に保障が拡大されます。
手術給付金
≪保障内容≫
手術1回あたり入院時は入院給付金の『20倍』
外来では『5倍』
手術を受けた際に、一時金が支払われるタイプの保障です。
入院中の手術と、外来で受ける手術で保障される金額が異なります。
例)入院給付金額が1日あたり5,000円の場合
- 入院中の手術 : 1回あたり10万円
- 外来での手術 : 1回あたり5万円
付加保障(各種特約保障)
新CUREの基本保障に任意で付け加えることができる特約保障です。
付ける付けないは自分で選ぶことができます。
先進医療給付金
≪保障内容≫
先進医療の技術料と同額 通算2,000万円まで
健康保険が適用されない先進医療による治療を受けた際に、その実費分が支払われる保障です。
保険期間で通算2,000万円まで保障されます。
がん診断治療給付金
≪保障内容≫
2年に一度、回数制限なく入院給付金の100倍
初回はがんと診断された時点で、
2回目はがんの治療を目的とした入院をした時点で、
一時金が支払われる保障です。
2年に一度であれば、保険期間の間、支払制限なく何度でも支払われます。
がん通院給付金
≪保障内容≫
通院1日あたり『10,000円』 または 『5,000円』
がん治療のために通院をした際に、その日数に応じて給付金が支払われる保障です。
- 入院後1年以内に、治療のために通院した場合
- 手術、放射線照射、抗がん剤治療のために通院した場合
に支払われます。
近年、がんは入院ではなく通院で治療する傾向になっており、入院日数が短縮されています。
そして、反対に通院日数が延びています。
がんで増える通院治療と必要性が増すがん保険の通院保障とは
そうした傾向に対応するための特約です。
特にここがすごい!新CUREのポイントをじっくり紹介
七大生活習慣病での入院時の保障が手厚い
新CUREには、七大生活習慣病での入院の場合に、保障を手厚くするという特徴があります。
ここでいう「七大生活習慣病」とは以下の病気のことをさします。
- がん
- 心疾患
- 脳血管疾患
- 糖尿病
- 高血圧性疾患
- 肝硬変
- 慢性腎不全
これらに罹患した場合に、通常1入院あたりの支払限度日数が60日であるのが、無制限になったり、120日になったりします。
支払限度日数が無制限になるか、120日になるかは加入するプランで決まってきます。
プランには、「七大生活習慣病無制限プラン」と「三大生活習慣病無制限プラン」があり、表で表すと以下のようになっています。
支払限度日数の扱い | ||
---|---|---|
七大生活習慣病 無制限プラン |
三大生活習慣病 無制限プラン |
|
がん | 無制限 | 無制限 |
心疾患 | 無制限 | 無制限 |
脳血管疾患 | 無制限 | 無制限 |
糖尿病 | 無制限 | 120日 |
高血圧性疾患 | 無制限 | 120日 |
肝硬変 | 無制限 | 120日 |
慢性腎不全 | 無制限 | 120日 |
手術給付金の給付率がとても高い
入院中の手術
オリックス生命の手術給付金の給付率は、入院時の手術で一律20倍となっています。
これは、他社と比べても高い部類に入ります。
手術給付金の給付率は、概ね以下のパターンに分かれます
- 手術の内容によって20倍・10倍・5倍
- 手術の内容に関係なく一定率
新CUREは下の「手術の内容に関係なく一定率」に分類されます。
そして、その割合が新CUREの場合は一律20倍となっています。
これがいかにすごいかですが、他社で給付率が一律な場合、その多くが一律で10倍となっています。
新CUREはその2倍の給付率となるわけです。
また、手術の内容によって給付率が変動する会社もある中、新CUREは一定で最高率の給付となっています。
そのため、新CUREの手術給付金は他社に比べても高い設定となっているわけです。
外来での日帰り手術
新CUREは、外来での日帰り手術も保障対象となっています。
日帰り手術の場合は、入院日額の5倍となっています。
【参考】オリックス生命『入院せずに手術した場合も支払われますか?』
この倍率は、他の医療保険とはほぼ同じ水準となっています。
先進医療特約が終身タイプとなっている
先進医療特約は、保障期間内で通算2,000万円まで保障されます。
こちらは旧CUREでは1,000万円まででしたが、新CUREになり拡大されました。
また新CUREの先進医療特約は、一生涯保険料が変わらない終身タイプとなっています。
これは保険自体が終身だから当たり前のようにも思えますが、実はそうでないことが多いです。
他社で多いのは、先進医療特約が10年更新であるパターンです。
その場合、10年ごとに保険料が上がっていくこととなります。
(と言っても、特約料自体が100円程度のためさほど高くはなりません)
しかし、新CUREは終身タイプのため、一度加入してしまえば一生涯特約料は上がりません。
これは意外と見落としがちな他社にはないメリットです。
T-PECのセカンドオピニオンサービスがついている
新CUREには、T-PECという会社が提供するセカンドオピニオンサービスがついています。
このサービスは、新CUREに加入した方なら無料で利用することができます。
T-PECの詳しい内容については、T-PECの紹介ページで解説しておりますが、以下で概要を説明します。
このセカンドオピニオンサービスは2つの内容に分かれます。
- メディカルコンサルテーション
- 24時間電話相談サービス
メディカルコンサルテーション
メディカルコンサルテーションは、いわゆる「セカンドオピニオン」です。
病気の際、現在の治療方法が不安な際等に利用することで、その分野の優秀専門医の再診察を受けることができます。
特に大きな手術を宣告された場合に、非常に安心感のあるサービスです。
24時間電話相談サービス
24時間電話相談サービスは、医療のことで疑問や不安がある際に、24時間いつでも電話で相談できるサービスです。
このサービスは、相談にのってくれるのが、医師や看護師と言った医療の専門家となっています。
そのため、急なケガや体調不良の際、誤った判断をすることなく対応することができるようになります。
以前は付いていなかった…
以上の様に、新CUREには非常に頼もしいサービスが無料で付いています。
実は、このセカンドオピニオンサービスは、私が新CURE加入を考えていた際にはまだついていませんでした。
それが、新CURE登場後、何度かリニューアルされた際に付帯されるようになりました。
T-PECのサービスは、確実にないよりはあった方が良いサービスです。
それが無料で付いているというのは、新CUREの価値や満足度をさらに高めていると言えます。
安いといっても具体的にどのくらい?気になる保険料をチェック!
新CUREの保険料を見てみよう
続いて、新CUREの保険料を見ていきます。
どんなに良い保険でも、保険料が高すぎては意味がありません。
新CUREの場合は、保険料もかなり割安となっています。
保険料算出条件
- 保障内容 : 基本保障+先進医療特約
- 入院給付 : 1日あたり5,000円
- 性別 : 男性
- プラン : 三大生活習慣病 無制限プラン
新CUREの保険料
年齢/払込期間 | 60歳払込完了 | 65歳払込完了 | 終身払い |
---|---|---|---|
20歳 | 1,565円 | 1,445円 | 1,222円 |
25歳 | 1,856円 | 1,693円 | 1,382円 |
30歳 | 2,276円 | 2,022円 | 1,582円 |
35歳 | 2,886円 | 2,492円 | 1,842円 |
40歳 | 3,832円 | 3,171円 | 2,187円 |
45歳 | 5,424円 | 4,204円 | 2,622円 |
50歳 | 8,571円 | 5,902円 | 3,132円 |
55歳 | 17,869円 | 9,202円 | 3.852円 |
60歳 | -円 | 18,779円 | 4,677円 |
65歳 | -円 | -円 | 5,662円 |
70歳 | -円 | -円 | 6,842円 |
75歳 | -円 | -円 | 8,202円 |
払込み完了時期は加入年齢によって使い分けたい
以上のとおり、基本的に全年齢でかなり割安になっています。
しかし、どうしても50歳以降で次の2つの設定を選んでしまうと、払込み完了までの時間が短くなるため、一回あたりの保険料が高くなってしまいます。
- 60歳払込み完了
- 65歳払込み完了
保険料の負担なく一生涯保険を持ち続けられるのは良いことですが、そのために無理をして高い保険料を払うのは本末転倒です。
そのため、次のように選ぶと、一回当たりの保険料負担が軽くすることができます。。
- 若いうちに加入するなら「60歳/65歳払込み完了」
- 50歳以上の方は「終身払い」
保険は必要なものではありますが、あくまで保険料を無理なく払えるということが鉄則です。
簡単にまとめてみる新CUREのデメリット・メリット
新CUREのデメリットとメリットをまとめると
ここまで見てきたところで、新CUREのデメリットとメリットをまとめてみます。
それぞれの特徴などから、次のようにまとめることができます。
新CUREのデメリット
- 「生存祝金」や「自分にごほうび」等の祝い金関係の特約はない分、つけたい人には向かない。
- がん関係の特約もあるが、この保険だけでがんに備えるには不十分
新CUREのメリット
- 保障内容に偏りがなく、入院時に得たい保障がまんべんなく得られる
- 保険料が数ある医療保険の中でもトップクラスの安さ
- 三大または七大生活習慣病(プランごとに異なる)にかなり手厚く備えることができる
こんな人に「新CURE」はおすすめです!
以上を踏まえたうえで、新CUREがおすすめなのは次のような人です。
- 保障内容が充実した一生涯の医療保障を格安で確保したい
- 祝い金関係の特約はいらないからその分シンプルで分かりやすい保険が良い
- 今現在、高い保険料を払って医療保険に加入しているため保険を見直したい
全てをひっくるめてみての管理人の感想
医療保険を検討している人におすすめ!
「良い保険に安く入りたい」
それは、保険を検討する方なら誰しも考えることです。
そして、その要望を満たす保険の1つが、この「新CURE」であると言えます。
私は、保険に加入する際に7社計8人のFPさんと面談をしました。
FPさん達全員が必ずおすすめしてきたのが、オリックス生命の「新CURE」です。
(正確には、おすすめされたのは旧CUREになりますが、その後発売された新CUREは保険料はほぼ据え置きでパワーアップしています。)
FPさんがおすすめしたのも納得の保障内容
医療保険を色々と調べたり、比較している今となれば、FPさん達がお勧めした理由も良く分かります。
それは、保障内容が充実しており、その上保険料までかなり割安であるからです。
- 「保障内容に欠点がない」
- 「保険料が割安」
たくさんの医療保険がありますが、この2点を両立しているものは多くありません。
多くの保険は、
- 「入院給付金は十分なんだけど、手術給付金がちょっと物足りないな…」
- 「保障内容は良いんだけど、保険料がもう少し安ければな…」
というように、何か物足りないことが多いです。
でも、新CUREはそうしたこともなく、かなりバランスよく保障が揃っており、保険料が安いです。
そのため、多くのFPさんが推薦しましたし、私自身もお勧めの保険だと考えます。
私自身も加入の際はかなり迷いました
私も医療保険に加入する最後の最後までこの保険への加入を迷いました。
ちなみに、迷った結果、最終的に私が入ったのは、メットライフ生命の新終身医療保険です。
(現在はリニューアルされ、Flexi(フレキシィ)という名前になっています。)
私が入った医療保険〜メットライフ生命 新終身医療保険〜
メットライフ生命にした理由は、新CUREにはないセカンドオピニオンサービスが付帯したためです。
(その後内容が拡充され、現在は新CUREにもT-PECのセカンドオピニオンサービスが付帯しています。)
その代わり、メットライフ生命の新終身医療保険は
- 新CUREより100円程度保険料が高い
- 先進医療特約が10年更新型である
というデメリットもあります。
ただ、どちらも良い保険であることは間違いないため、どちらを選んでも失敗することはないと考えています。
新CUREの加入は保険代理店の中でも信頼できるところから!
新CUREのことを詳しく知りたい場合にはどうすれば良い?
先程も紹介したとおり、オリックス生命は、社員による大々的な営業は行っていません。
その代わり、保険代理店経由で加入をする仕組みにすることで割安な保険料を実現しています。
そのため、新CUREに加入する際には保険代理店を利用する必要があります。
どこの代理店でも良いわけではない
保険代理店もどこでも良いと言うわけではありません。
しっかりとその人に合った最適の保険を提案してくれる代理店である必要があります。
というのも、新CURE自体は素晴らしい保険ですが、確実に100%全ての人に最適かといえばそういうわけでもありません。
そのため、数ある保険の中から、新CUREにこだわらず、その人に合った保険を複数選び出してくれる代理店が良いです。
そして、そうした代理店こそ、私が実際に7社も利用した「無料保険相談会社」であるわけです。
無料保険相談会社とは?
無料保険相談会社では、保険の専門家であるFP(ファイナンシャルプランナー)さんに無料で保険の相談ができます。
そして、FPさんが相談者に最適な保険を選び、そのメリットやデメリットを比較して提案してくれます。
そのため、相談者は自分に最適な保険を間違いなく選ぶことができる訳です。
私は実際に無料保険相談会社を数多く利用し、会社ごとに提案の仕方や質が全く異なることを実感しました。
そして、その中でも、特によい保険の提案をしくれた「LIFULL保険相談」から医療保険に加入しました。
また、相談の前後に詳しい資料を読んでみるのも効果的です。
保障内容の細かい部分までを知ることができるため、より正確に保険を比較するための参考になります。
保険のプロが、たくさんの保険の中から無料であなたにピッタリの医療保険を教えてくれます。
私が実際に相談した7社のうち、次の3社が特におすすめです。
相談時には、保険のメリットだけでなくデメリットもしっかり説明してくれた。
「他のFPさんの話も聞いてみて、もし私で良ければいつでもご連絡下さい!」
と言ってくれて、保険の勧誘はせず、常に相談者を気遣った提案をしてくれた。
そうした点等、相談を通してとても信頼でき、Lifull保険相談に契約をお願いした。
その結果、現在は自分に合った医療保険に加入できてとても満足している。
その後も複数の保険見直しをお願いしたが、その都度最適な保険を提案してもらえてとても助かっている。
また、加入後にも住所変更や等にすぐ対応してくれて、お願いして正解だった。
取扱い保険数 店舗により異なる
担当してくれるFPさんが、他の保険相談サービスや保険会社で働いた経験がある方が多く、提案や相談に関してベテランな方が多い印象を受けた。 保険の知識が豊富で、しつこい勧誘を行わなないFPとのみ提携しており、実際に私が相談した際には、自分でしっかり考えられる時間を取って次の相談日を設定してくれた。
自宅やファミレス等、幅広い場所での相談に対応してくれる。
他の保険相談のセカンドオピニオンとして相談するのにもおすすめ!
取扱い保険数 担当FPにより異なる
取扱い保険数が多く、相談者の目的に応じた豊富な提案が受けられる。
また、ライフプランに沿った提案をしてくれたのも印象的だった。
しつこい勧誘も一切なく、受けられる相談の質が高いと感じる。
他2社と甲乙つけ難く、他社とあわせて利用し比較して契約しても良い。
(私は実際に複数社をセカンドオピニオンとして利用しました。)
取扱い保険数 30社
無料保険相談会社 医療保険提案力No1
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