生命保険会社の外交員から提案を受けてみて感じたこととは?
生命保険会社の外交員から保険の提案を受けた経験から感じたこと
生命保険に加入する方法として、以前から存在するのが「生命保険会社の営業外交員から加入する」という方法です。
これは、会社勤めをしている方の場合、経験のある方が多いのではないかと思います。
大手生命保険会社の外交員の女性の方が、お昼休みや就業後の時間帯に会社を訪問し、その保険会社の保険の提案を行うというものです。
(提案を行う外交員の方を「生保レディ」と呼ぶこともあります。)
私自身、会社勤めを10年以上を行っているため、複数の生命保険会社の外交員の方から提案を受け、生命保険に加入した経験があります。
そこで、
- 生命保険の加入を検討している方
- 保険外交員から保険の提案を受けている方
に向けて、私自身が外交員の方から保険の提案を受けて感じたメリットとデメリットを紹介します。
生命保険会社の外交員から保険に入るメリット
生命保険会社の外交員から保険に入る2つのメリット
私が、複数の生命保険会社の外交員の方から保険の提案を受けて感じたメリットがあります。
それは次の2点です。
- 自社の保険であるため内容を熟知している
- 提案に来てくれるため自分から足を運ぶ必要がない
これらは、多くの生命保険会社の外交員の方から提案を受けて感じた共通のメリットであるといえます。
1.自社の保険であるため内容を熟知している
1つ目のメリットは、外交員の方が保険の内容を熟知しているという点です。
外交員の方は、特定の生命保険会社の社員です。
提案を行うのは自社の生命保険のみになります。
提案しているのが自社の保険商品であるため、外交員の方はしっかりとその内容を熟知しています。
そのため、疑問に思う点があれば、質問をしてみることでその場でしっかりと回答してくれます。
生命保険のことを詳しく知りたい方にとっては、さまざまな疑問に適切に回答してくれるため、検討を行う上での大きなメリットとなります。
2.提案に来てくれるため自分から足を運ぶ必要がない
生命保険会社の外交員の方から加入する2つ目のメリットは、加入のために自分から足を運ぶ必要が無いという点です。
保険ショップで保険に加入する場合には、ショップまで足を運ぶ必要があります。
自宅の近所にショップがあったり、仕事からの帰り道にショップがあったりする場合にはさほど手間ではありませんが、そうでない場合には相談や加入手続きのためにわざわざ足を運ぶ必要があります。
それに対して、保険外交員の方から保険に入る場合には、手続きのために外交員の方が会社や自宅に訪問してきてくれます。
また、昼休みなどの空いた時間に訪問をしくれるので、あえて相談のために時間を割く必要もありません。
これは、時間がない方や保険ショップに足を運ぶのが手間である方にとっては、時間の節約にもなりメリットであるといえます。
生命保険会社の外交員から保険に入るデメリット
生命保険会社の外交員から保険に入る2つのデメリット
生命保険会社の外交員から保険に入る場合のデメリットもあります。
次の2つの点です。
- 1社の保険しか知ることができない
- 担当の営業社員が短期間で退職してしまう場合がある
これは、外交員と話しているだけでは気づきづらい点なのですが、複数の保険を扱う保険代理店を利用してみると特に感じるデメリットとなっています。
1.1社の保険しか知ることができない
生命保険会社の外交員から保険に入る場合の最も大きなデメリットが、1社の保険しか知ることができないという点です。
生命保険会社の外交員の方は、保険会社の社員であるため、自社の保険しか提案することができません。
これは、生命保険会社に勤めている以上当然のことではあります。
ただ、生命保険は各社で保障内容や保険料が異なるため、内容を比較して自分に最も最適なものに加入することが大切です。
しかし、生命保険会社の外交員の方は自社の保険しか提案することができないため、他の保険会社との比較を行うことができません。
これは一例ですが、一言で「医療保険」と言っても、保険会社によって次のような違いがあります。
- 保険の対象となる疾病の範囲
- 通院保障などの特約の有無
- 保険料の設定
保険に入る場合には、こうした違いを比較して、より自分の希望に合うものを選ぶことが重要です。
ただ、保険会社の外交員の方から保険に入る場合には、こうした点の比較を行うことができません。
そのため、他社でより自分に合う保険がある場合にも、それを知ることなく保険に加入することになってしまいます。
このように、自分に最も合う保険を複数の保険の中から選ぶことができないのは、保険選びを通しての大きなデメリットであるといえます。
2.担当の営業社員が短期間で退職してしまう場合がある
保険会社の外交員の方から保険に入る2つ目のデメリットは、担当者の退職です。
これは、私自身が外交員の方から保険に入って驚いた点でもあります。
保険業界は非常に入れ替わりが激しい業界です。
そのため、自分に保険の提案を行ってくれた外交員の方が、1年後には退職していなくなってしまっているということがあります。
この点の何が問題であるかというと、保険の担当者がいなくなってしまうということです。
生命保険は、加入後にもさまざまな手続きを行うことがあります。
- 保険料の支払い方法変更
- 登録している住所変更
- 保険金受取人の変更
- 保険金請求手続き
通常、こうした手続きは、保険に加入した際の外交員が担当者として手続きを仲介してくれます。
しかし、その担当者が退職してしまうと、自分で保険会社に連絡をして手続きを行う必要があります。
担当者であれば、自分の保険加入状況を把握しているため、手続きがスムーズに進みます。
しかし、担当者が退職してしまっている場合には、新たな担当者にいろいろと説明を行ったうえで手続きを依頼する必要があります。
これでは、外交員の方から保険に入るメリットがなくなってしまいます。
実際に、以前私が保険に入った際の保険外交員の方は、私が保険に入った1年後に退職してしまいました…。
そのため、その後に住所変更の手続きを行う際などにはやや苦労した経験があります。
このように、、担当者が短期間で退職してしまう可能性があるのは、長い付き合いを行っていく保険にとってデメリットであるといえます。
外交員の方から加入する場合には、アフターフォローの確認を行いましょう!
デメリットへの対策を行っておきましょう
以上が、私が保険会社の外交員の方から保険に入って感じたメリットとデメリットです。
これらの中で特に気を付けておきたいのは、外交員の方が退職してしまった場合のデメリットへの対策です。
せっかく保険に入っても、その後にメンテナンスや手続きを依頼することができる担当者がいなくなってしまっては、保険と付き合っていく上での大きな不安となってしまいます。
そのため、その点への対策をしっかりと考えておきたいです。
大手保険会社の保険は一部不要な保障がついてしまっているものもありますが、決して内容が悪いというわけではありません。
そのため、保障内容に納得できる場合には、デメリットへの対策を行いつつ加入することで納得できた保険と安心して付き合っていくことができます。
ぜひ、外交員の方にいろいろと保険の質問をして、保険のことを深く理解するようにしてみてください。
そうすることで、自分にとってその保険が本当に必要であるのかが分かり、良い保険選びができるはずです。
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