個人年金保険を各社比較【独自コメントつき徹底比較・ランキング!】

個人年金保険比較の条件

このページでは、FP視点で個人年金保険を比較し、その上で将来のための個人年金保険の選び方や、失敗しない加入の方法を説明します。
保障内容や返戻率は日々新しくなっていくので、その都度更新しています。

 

FPが教える無駄のない個人年金保険選びのポイント!

老後のための大切な備えとなる個人年金保険を選ぶには、気を付けておきたいポイントが4つあります。

  • 老後にどんな目的で使いたいのかを明確にしておく
  • 利率(返戻率)を重視する
  • 受取期間は可能な限り10年間で加入する
  • 自営業者は小規模企業共済の利用も検討する

個人年金保険は長い期間保険料を支払うことになるため、入る時の選び方が非常に重要になります。
こうした選び方のポイントの詳細についてはページ下部で更に詳しく説明しています。

 

比較条件

なお、比較に際しては、できるだけ条件を同じにするために以下の条件で比較しています。

    個人年金をおすすめする男性

  • 年齢は30歳、40歳、50歳
  • 月々の年金額は概ね10万円になるよう設定。(異なる場合は備考欄に記載)
  • 払込期間は60歳まで
  • 年金支給開始は60歳から10年間

個人年金保険は、設定した年金額にあわせて自分が積み立てたお金が取り崩して支給されます。
そして、その積立金に対して、いくらかの利息がつくようになっています。
今回は、年金額が概ね毎月10万円前後を受け取れるように設定して比較しました。

 

評価方法

比較は、管理人がそれぞれの保険について星の数で5段階で評価をしていきます。

【最もおすすめ】素晴らしい。最もおすすめの個人年金保険
【おすすめ】非常に良い。加入して間違いないおすすめの個人年金保険。
【ややおすすめ】良い。加入を検討したい個人年金保険。
【普通】普通。特に入る必要のない個人年金保険。
【おすすめできない】検討外。おすすめできない個人年金保険。

また、特におすすめのものについては表内で1位、2位、3位までをランク付けしています。

 

なお、個人年金保険の見直しや加入の際には、ライフプランに沿った検討が重要です。
また、保険料払込期間中に無駄なく保険料控除制度を使うために年金受取り期間にも気を付けたいです。
そした点については、比較一覧の下に「最もお得な個人年金に加入するためのポイント!」を書きましたので、あわせてご覧ください。

個人年金保険比較 全27社

(保険会社名で50音順)

項目変動型 : 受取年金額が将来変動(増減)する。
項目定額型 : 受取年金額が定額で変動しない。(利差配当型もこちらに含む。)

保険
会社
保険商品
評価



総支払額
(A)
総受給額
(B)
返戻率 (B)/(A) コメント
アクサ生命 新黄金世代α
【普通】
30歳 10,800,000 13,500,000 125.0% 変動型
保険料は全額一時払い。
2013年4月に新規販売停止。
40歳 9,600,000 12,000,000 125.0%
50歳 9,600,000 12,000,000 125.0%
アクサ生命 新黄金世代-3
【ややおすすめ】
30歳 -% 変動型
一括払いで終身受取り。支払い後、返戻率が1年ごとに年1.5%ずつ増える。一括払いがネックとなる。
40歳 -%
50歳 10,434,783 12,000,000 115.0%
アフラック アフラックの個人年金
【普通】
30歳 30,948 11,141,280 12,000,000 107.7% 定額型
契約途中で受取開始の先延ばし等変更可能。
40歳 47,056 11,427,840 12,000,000 105,0%
50歳
かんぽ生命 年金保険
【おすすめできない】
30歳 定額型
45〜70歳が加入可能。年金は年90万円まで。
40歳
50歳 71,100 8,532,000 9,000,000 105.4%
JA共済 ライフロード
定期タイプ

【ややおすすめ】
30歳 20,000 7,200,000 7,673,270 106.6% 変動型
月2万円の掛金で年0.5%保証の最低保証利率の場合で算出。上乗せ利率が変動する予定利率変動型。28年予定利率だと返戻率は最大で130.7%程度となる。
40歳 20,000 4,800,000 4,942,500 103.0%
50歳 20,000 2,400,000 2.467,040 102.8%
JA共済 ライフロード
終身タイプ

【おすすめできない】
30歳 20,000 7,200,000 毎年
266,221
- 変動型
定期タイプと同様、最低保証利率の0.5%で算出。終身年金のため、生きている限り受け取ることができる。ただ、40歳以降は払った金額を超えるのが87歳以降となるため、元本割れの可能性がある。
40歳 20,000 4,800,000 毎年
171,471
-
50歳 20,000 2,400,000 毎年
85,590
-
ジブラルタ生命 通貨指定型個人年金保険(円建)
【おすすめできない】
30歳 30,000 10,800,000 11,794,417 109.2% 変動型
円建と外貨建がある。円建で算出したが、利率は悪い。
40歳 50,000 12,000,000 12,709,264 105.9%
50歳 100,000 12,000,000 12,329,239 102.7%
住友生命 たのしみ一番
【ややおすすめ】
30歳 30,000 10,800,000 12,387,000 114.1% 定額型

2013年12月販売停止。後継は「たのしみワンダフル!」
40歳 35,000 10,500,000 11,774,000 112.1%
50歳 50,000 6,000,000 6,340,000 105.7%
住友生命 たのしみワンダフル!
最もおすすめの個人年金保険
30歳 30,000 10,800,000 12,870,000 119.1% 定額型
全年齢で返戻率がとても高く最もオススメ!年金支払い期間や、据置き期間などを幅広く設定できる。
なお、個人年金保険加入前にはこちらがおすすめ。
40歳 50,000 12,000,000 13,405,000 111.7%
50歳 50,000 6,000,000 6,435,000 107.2%
全労済 ねんきん共済
【おすすめできない】
30歳 24,900 8,964,000 9,000,000 100.4% 定額型
払込中遺族年金が付き、収入保障を兼ねるのは良いがその分利率は悪い。
40歳 38,625 9,270,000 9,000,000 97,0%
50歳 78,600 9,432,000 9,000,000 95,4%
ソニー生命 5年ごと利差配当付 個人年金保険
【おすすめ】
30歳 28,104 10,117,440 12,000,000 118.6% 定額型
60歳でも加入できるプラン有。途中解約での返戻率良い。
40歳 44,640 10,713,600 12,000,000 112.0%
50歳 93,336 11,200,320 12,000,000 107.1%
損保ジャパン日本興亜 ゆとらいふ みらい
【ややおすすめ】
30歳 30,000 10,800,000 12,357,650 114.4% 定額型
2014年4月で新規募集停止。
後継は「THE みらいの積立保険」
40歳 30,000 7,200,000 7,801,500 108.3%
50歳 30,000 3,600,000 3,696,600 102.6%
損保ジャパン日本興亜 THE みらいの積立保険
【つなぎ資金プラン】

【普通】
30歳 30,000 10,800,000 11,679,200 108.1% 定額型
60歳から5年間受け取り。50歳台で一気に返戻率が下がるため、50歳以上の方にはおすすめできない。
40歳 30,000 7,200,000 7,492,050 104.0%
50歳 30,000 3,600,000 3,602,850 100.0%
損保ジャパン日本興亜 THE みらいの積立保険
【ゆとり資金プラン】

【ややおすすめ】
30歳 30,000 12,600,000 14,170,000 112.4% 定額型
65歳から10年間の受け取り。保険料払込みが65歳までとなり返戻率は良くなっている。加入年齢が50歳台で返戻率が低下する。
40歳 30,000 9,000,000 9,743,400 108.4%
50歳 30,000 5,400,000 5,492,700 101.7%
損保ジャパン日本興亜ひまわり生命 個人年金保険
【普通】
30歳 30,000 10,800,000 11,709,600 108.4% 定額型
40歳加入時の年金額は月62,220円。
40歳 30,000 7,200,000 7,466,400 103,7%
50歳
損保ジャパン日本興亜ひまわり生命 10年保証期間付終身年金
【普通】
30歳 30,000 10,800,000 毎年483,960円 -% 定額型
一生涯受取りの「終身年金」。10年金は年金額の保証が付く。加入は36歳までとなる。23年以上受け取ると返戻率が100%を超える。
40歳
50歳
大同生命 個人年金保険
【普通】
30歳 10,000 4,200,000 4,539,000 108.1% 定額型
65歳受取りで算出。終身受取りにすることもできるが、返戻率は下がる。
40歳 10,000 3,000,000 3,151,000 105.0%
50歳 10,000 1,800,000 1,855,000 103.1%
太陽生命 保険組曲Best
【ややおすすめ】
30歳 14,743 5,307,480 6,000,000 113.0% 定額型
年金額は月5万円設定のみ。返戻率一般的。40歳は65歳まで、50歳は70歳までの保険料払込みとなる。
40歳 18,268 5,480.400 6,000,000 109.5%
50歳 23,560 5,654,400 6,000,000 106.1%
東京海上日動あんしん生命 個人年金保険
【普通】
30歳 30,000 10,800,000 11,520,600 106.6% 定額型
50歳のみ65歳払込完了。健康相談サービスも付く。高返戻率だったが2015年7月の改正で返戻率がダウンしてしまった。利差配当があり年金額が増える可能性もある。
40歳 50,000 12,000,000 12,680,500 105.6%
50歳 50,000 9,000,000 9,498,500 105.5%
日本生命 みらいのカタチ
【ややおすすめ】
30歳 29,568 10,644,480 12,000,000 111.2% 定額型
加入時の告知が比較的容易である。40歳からの返戻率の低下が大きい。一時期に比べると返戻率が低下してしまった。
40歳 46,884 11,252,160 12,000,000 106.6%
50歳 95,748 11,489,760 12,000,000 104.4%
プルデンシャル生命 通貨指定型
個人年金保険

【おすすめできない】
30歳 ジブラルタ生命と代理店委託契約をしており、
ジブラルタ生命の通貨指定型個人年金保険を
提供している。
変動型
40歳
50歳
三井住友海上あいおい生命 &LIFE
個人年金保険

【普通】
30歳 30,000 10,800,000 11,553,000 107.0% 定額型
利差配当があるが、最低保証される利率が低め。2013.4月以降、50歳は加入不可になった。
40歳 30,000 7,200,000 7401,000 102.8%
50歳
明治安田生命 たしかな計画
【おすすめできない】
30歳 変動型
加入は45歳から。保険料を一括払いし、将来上乗せして受給。年金額は受取時の利率に応じて決定される。返戻率が低い。新規取り扱い停止中。
40歳
50歳 10,000,000 10,134,000 101.3%
明治安田生命 年金かけはし
【ややおすすめ】
30歳 20,000 8,400,000 10,130,000 120.1% 定額型
同社の「年金ひとすじ」と異なり、告知無しで加入でき、また保険料の据え置き期間が設定できる。返戻率は良いが、払込みが65歳までとなり他社より5年長くなっている。
40歳 30,000 9,000,000 10,140,000 113.4%
50歳 30.000 5,400,000 5,810,000 107.5%
明治安田生命 年金ひとすじ
【ややおすすめ】
30歳 20,000 8,400,000 10,010,000 119.1% 定額型
60歳まで加入可能。返戻率は高いが、そのかわり払込期間が65歳までとなり、他社より5年長くなる。
40歳 30,000 9,000,000 10,140,000 112.7%
50歳 50.000 9,000,000 9,650,000 107.2%
メットライフ生命

(前:メットライフアリコ)
北斗七星U
【おすすめできない】
30歳 100%〜 変動型
販売終了。
40歳 100%〜
50歳 100%〜
メットライフ生命

(前:メットライフアリコ)
レグルスW
【おすすめできない】
30歳 3,000,000 3,000,000 3,088,229 102.9% 変動型
加入時に保険料を一括払いする。外貨と円での設定があるが円建てで算出。外貨の方が利率は良いが、為替変動リスクが伴う。
40歳 3,000,000 3,000,000 3,057,516 101.9%
50歳 3,000,000 3,000,000 3,027,108 100.9%

 

数ある個人年金の中から、最もお得な個人年金に加入するためのポイント!

個人年金を老後どのように使うのか、その目的を考えることが重要!

老夫婦のイメージ

個人年金保険は、老後の自分や配偶者を養うために加入するということは誰しも同じです。
ただ、個人年金保険を老後にどのように使うかという点で、目標とする個人年金の金額が変わってきます。

 

細かく考えていけばさまざまな目的が考えられますが、
よくある例としては、個人年金保険に加入する目的には、以下のようなものがあります。

  • 60歳から65歳までの年金支給開始までのつなぎ年金として
  • 公的年金で足りない場合の補てんとして
  • 国民年金の将来の減額措置に備えて

これらは3つの場合では、それぞれ備えるべき年金額は変わってきます。
それぞれの場合のおおまかな目安となる個人年金額は次のようになります。

 

60歳から65歳までの年金支給までのつなぎ年金として

年金の完全支給となる65歳までのつなぎとして個人年金を活用する場合です。
この場合であれば、受取期間は5年間、受取額は1月あたり27〜30万円程度に設定すべきでしょう。
(会社等に退職者の再雇用制度がある場合には、それで見込まれるお給料分は差し引くことができます。)
ただし、5年間だと個人年金保険料控除が受けられないため、余裕があれば10年間を検討してください。

 

おじいさんとこども

老後の生活を考える場合、この程度の金額があれば安心です。
どうしてこの金額になるのかの理由については次で書きます。

 

なお、更に余裕があれば、受取り期間を10年以上にして、その分公的年金を繰り下げ受給するという方法もあります。
公的年金は受け取り開始を1年遅らせるごとに、受取額が0.7%増える仕組みとなっています。
個人年金保険を活用してこの制度を用いれば、公的年金の受取額を増やすことも可能となります。
また、受取り期間を10年にすることで、所得税等の個人年金保険料控除が受けられます。

 

公的年金で足りない分の補てんとして

公的年金を受給した際に、生活費として不足する分の補てんとして、個人年金を活用する場合です。
つまり、「公的年金+個人年金」として、個人年金保険を使う方法です。

 

公的年金(国民年金+厚生年金等)の平均受給額は、夫婦二人で月22万円前後となっています。
また、単身世帯の場合は月12〜14万円前後となります。

年金のイメージ

【参考】厚生労働省『年金制度基礎調査(老齢年金受給者実態調査)平成24年』

 

それに対して、老後必要となる生活資金は、

  • 普通の暮らしをするなら月27万円
  • ある程度ゆとりのある暮らしをするなら月36万円

だと言われています。
【出典】総務省統計局『平成26年 家計調査(家計収支編)
【出典】生命保険文化センター『平成25年度 「生活保障に関する調査」

 

これと公的年金額を比べれば、普通の暮らしをするにしても、公的年金では一月で6.5万円足りません。
そして、ゆとりのある暮らしをしようとすれば、公的年金では一月で15.5万円も足りません。

 

そのため、公的年金で足りない場合の補てんとして個人年金保険に加入するなら、
その受取額は一か月あたり5〜15万円程度の幅で設定をする必要があります。
なお、公的年金、特に国民年金は毎年数百円ずつですが減額されていく傾向にあります。
できれば、余裕をもって金額を設定したいです。

 

また、個人年金の受取期間もある程度の長さが必要となります。
できれば、15〜25年程度の長い期間受け取ることができる設定をする必要がでてきます。

 

なお、一生涯年金を受け取ることができる終身年金という選択肢もあります。
ただ、終身年金は一定期間受け取りの有期年金と同等の保険料だと、1回あたりの年金額がかなり少なくなってしまいます。
現役時代に余裕をもって多めに保険料を支払うことができる場合は良いですが、そうでない場合には有期年金で受取期間を長めにして備えたいです。

 

 

国民年金の将来の減額措置に備えて

困った人のイメージ

公的年金が将来減額される場合に備えるのであれば、今現在の国民年金の支給額をカバーできる範囲で考えます。
ただ、厚生年金や共済年金は、国民年金とは異なり大きく減額されることはないでしょう。

 

問題は、やはり国民年金(基礎年金)の部分です。
これは大きく減額される可能性はあります。

 

平成27年4月以降の国民年金の支給額は月65,008円です。(40年フル加入した場合)
(なお、平成28年4月時点では国民年金の支給額は据え置かれました。)
年間にすると、780,100円です。
この金額は、毎年若干の増減をしていますが、大きく増えることはありません。

 

国民年金の減額措置に備えるのであれば、

  • 国民年金相当分として月額65,000円
  • 普通の暮らしをするのに不足する月額40,000円(上述)

の2つを合わせて、月10万円程度の個人年金を設定するのが良いです。
また、受給期間としても15〜25年程度で長めに設定をする必要があります。

 

以上が、目的によって変わってくる個人年金保険の目標とすべき年金額についてです。
加入を検討する際は、まず、自分が何の目的で個人年金保険に加入するかを明確にしてみると、金額の設定もしやすいはずです。

 

積立てた額に上乗せされる部分の「利率」を重視すべし!

個人年金保険は、医療保険等ほど、保険会社各社で内容が異なりません。

上乗せ利率

最も異なるのは、積み立てた場合の上乗せ利率です。
そのため、最も重視すべきは、上乗せとなる分の利率です。

 

利率の違いは、積み立てる金額が多ければ多いほどどその影響が大きくなります
僅か1%の違いであっても、30年積み立てれば結構な違いになります。
加入を検討する際には、まずは利率を重視してみてください。

 

なお、この利率については「返戻率」と言う言葉で表されます。
返戻率とは、支払った保険料に対する、年金総額の割合であり、次の計算式で求められます。

返戻率 = 受け取る年金総額 ÷ 支払う保険料総額 × 100

この計算結果で得られる値が大きければ大きいほど、返戻率が高い良い個人年金保険であると言えます。

 

返戻率は、変動型か定額型かでも異なってきます。
ただ、基本的には、定額型の返戻率を比べることで、その個人年金の良し悪しが分かります。

 

年金の受取期間は原則10年間で考えたい

窓口での控除申告書記入

個人年金保険の受取期間が影響を与えるものとして、返戻率があります。
(受取り期間が長い方が返戻率は高くなります。)
ただ、実は受取り期間は返戻率だけじゃなく、所得税や住民税の保険料控除にも影響してきます。

 

年末調整や確定申告で「生命保険料控除」を利用したことがある方は多いこと思います。
その中で、個人年金保険を支払っている人が使える控除として「個人年金保険料控除」があります。

 

この個人年金保険料控除は、適用を受けるためには年金受取期間が10年以上である必要があります。
もし、5年にしてしまうと、他の死亡保険等の控除と同じ扱いになり、控除上限額が減ってしまいます。

 

個人年金保険を検討する際には、できれば10年間の受け取りで考えてみてください。

 

個人事業主の方は「小規模企業共済」も選択肢の1つになる

自営業の大工さん

個人事業主(自営業)の方や、従業員数が20人以下の会社役員の方には「小規模企業共済」もおすすめです。
小規模企業共済とは、独立行政法人中小企業基盤整備機構が運営する小規模事業者向けの積立金制度です。
制度の仕組みは個人年金保険とよく似ています。
毎月1,000円〜70,000円の掛金を納めて、20年後等に付加共済金が上乗せされたものを自分で受け取るというものです。

 

最低でも20年以上払い込まないと元本割れをしてしまいますが、20年以上払い込むことで最大で返戻率が120%となります。
また更に凄いのは、掛金が全額所得税と住民税の控除対象となるという点です。
これは、個人年金保険以上の控除制度といえます。

 

会社員の方は残念ながら使うことはできませんが、個人事業主の方であれば積極的に加入を検討したいです。

 

個人年金保険はライフプランに沿って検討することが大切!

個人年金保険を検討する際には、次のようなことを踏まえライフプランに沿って検討する必要があります。

  • 自分が何歳からいくらの年金がもらえるのか
  • どのくらいの保障を確保すればよいのか

 

その際にぜひ力を借りておきたいのが、個人年金保険の専門家であるFP(ファイナンシャルプランナー)さんです。
FPさんには、私自身が個人年金保険の検討をした際にも力を貸してもらいました。

 

FPさんは、ライフプランニングの専門家でもあるため、ライフプランを踏まえた保険選びのことを相談する格好の相手です。

 

なお、生命保険は数多くありますが、中でも個人年金保険は加入前にぜひ専門家の意見を聞いておきたい保険です。
その理由は、老後資金を考慮する際には、公的年金や貯蓄状況なども考慮する必要があるためです。
それらを踏まえたうえで、不足分を個人年金保険で備えていく必要があります。

 

 

私は老後資金のことで「Lifull保険相談」に相談しています

老後資金の相談

私自身、個人年金保険を含めた老後資金を考えるにあたり、Lifull保険相談のFPさんに相談しています。

 

複数の保険相談会社を利用しましたが、Lifull保険相談から保険にも加入しました。
その理由は次の2つによるものです。

  • 過去に医療保険やがん保険、学資保険の加入で相談をした
  • 老後資金に関する提案が豊富だった

 

まず、私自身、Lifull保険相談からは過去に医療保険、がん保険、学資保険、収入保障保険に加入しています。
そのため、最も信頼している保険相談会社となっています。
(セカンドオピニオンとして他のFPさんの提案も聞いておきたいため、複数の保険相談会社に相談を行っています。)

 

特に良かったのは老後資金の提案が豊富だった点

加えて、老後資金に関する提案が、個人年金保険だけに限定されず豊富であった点が非常に良かったです。
老後資金を考える際には、個人年金保険は大きな選択肢の1つですが、他にも複数のものが考えられます。

  • 投資信託
  • 確定拠出年金
  • 小規模企業共済

こうしたものも含めて、Lifull保険相談のFPさんは老後資金の提案をしてくれました。
リスク分散を考えれば、複数の選択肢を持っておくことは有効です。
そのため、さまざまな備え方を教えてくれたのはとてもありがたかったです。

 

この点はもう一歩!だった

自分で手続きを行う男性

私がLifull保険相談のFPさんから話を聞いて、もう一歩と感じた点もあります。
それは、上記の個人年金以外の他の備え方については、自分で手続きを行う必要があるという点です。

 

投資信託や小規模企業共済など、保険以外の老後資金については自分で加入手続きを行い備えていく必要があります。
制度上仕方ないのですが、そうした点をお願いできないのは、忙しく時間がない方にとっては少し大変かなと感じました。

 

ただ、そもそもその制度自体を知らない場合も多いですし、選択肢として教えてもらえることは非常に有効だと言えます。
ビジネスとして考えると、そうした他の制度を紹介してもFPさんは1円も得をしないわけですが、それでも教えてくれるというのは本当に相談者のことを考えてのことであるといえます。

 

老後資金の備えはLifull保険相談のFPさんとじっくり検討中です

ポイントを紹介するFPヨシタ

私自身、実際にどのように老後資金に備えていくかはまだ検討中です。
個人年金保険は利用したいと考えていますが、他の制度も踏まえて組み合わせて使っていきたいと考えています。

 

そのため、時間をかけてじっくりとLifull保険相談のFPさんに相談を行っています。
FPさんは、私のしつこい相談に何度も付き合ってくれているので本当に感謝しています。

 

老後資金に備えるためには、現役世代から長い時間をかけて資産を作っていく必要があります。
もちろんそれは自分だけでもできますが、保険だけでなく資産運用の専門家の意見を聞いておくと安心して備えていくことができると感じています。

 

そうした際、私はここまでご紹介した点を踏まえてLifull保険相談のFPさんは適任だと感じています。
実際、Lifull保険相談では個人年金保険を含む老後資金の重要性を分かっており、個人年金保険の提案に特に力を入れています。

 

個人年金保険をはじめ、老後のための備えは長い時間をかけて行っていきます。
老後を迎えた際に後悔するとのないようにするには、入り口時点でしっかりと検討を行うことが大切です。
私はそれをLifull保険相談のFPさんと行っています。

 

ぜひ、いろいろと検討をして、個人年金保険を含む良い老後資金への備えを見つけてください!

 



私が保険に入った際、無料保険相談会社に相談した事で自分に合う保険に加入できました。
保険のプロが、たくさんの保険の中から無料であなたにピッタリの医療保険を教えてくれます。
私が実際に相談した7社のうち、次の3社が特におすすめです。

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私が実際に保険の契約をした無料保険相談会社。
相談時には、保険のメリットだけでなくデメリットもしっかり説明してくれた。
「他のFPさんの話も聞いてみて、もし私で良ければいつでもご連絡下さい!」
と言ってくれて、保険の勧誘はせず、常に相談者を気遣った提案をしてくれた。
そうした点等、相談を通してとても信頼でき、Lifull保険相談に契約をお願いした。
その結果、現在は自分に合った医療保険に加入できてとても満足している。

その後も複数の保険見直しをお願いしたが、その都度最適な保険を提案してもらえてとても助かっている。
また、加入後にも住所変更や等にすぐ対応してくれて、お願いして正解だった。
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担当してくれるFPさんが、他の保険相談サービスや保険会社で働いた経験がある方が多く、提案や相談に関してベテランな方が多い印象を受けた。 保険の知識が豊富で、しつこい勧誘を行わなないFPとのみ提携しており、実際に私が相談した際には、自分でしっかり考えられる時間を取って次の相談日を設定してくれた。
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他の保険相談のセカンドオピニオンとして相談するのにもおすすめ!
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各保険の違いにしっかりと触れながら、的確に必要な保険を説明してくれた。
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他2社と甲乙つけ難く、他社とあわせて利用し比較して契約しても良い。
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